温泉の揚湯試験を行い、採水した温泉の湯量、温度、成分等を分析し、温泉分析書を作成します。
源泉井戸を掘削するための櫓は解体し、揚湯管接続工事を行っていきます。
また、令和2年2月に開催される岐阜県自然環境保全審議会温泉部会に動力ポンプ設置審議のための準備も進めていきます。
掘削工事の最終地点である地下1,400mまで到達しました。
これからポンプで温泉を汲み上げて源泉井戸の能力を知る為の揚湯試験を行い、湯量、温度、成分を調査します。
掘削工事も順調に進み地下1,000mまで到達しました。2回目の物理検層(※4)を行い、電気や温度の各種データを取得して地層図の作成や温泉湧出層の判定をします。地下1,000mからは温泉の湯脈を見つけるようにしながら掘削工事を進めていきます。
※4 物理検層とは、掘削した孔井内に温度や地層の調査を目的とするセンサーを付けた測定器を降下させ、測定器から得られるデータを用いて、地層の判定や温泉湧出情報を連続的に計測する技術です。
9月20日現在地下約600mまで掘り進めているところですが、地下1,400mに向けて掘削工事の深度が深くなると共に掘削抗の崩壊などの悪影響が想定されますので、安定的に工事を継続させるために昼間だけでなく夜間も通して24時間掘削工事と揚湯試験を行います。
期間は掘削工事が令和元年9月25日(水曜日)から令和元年11月中旬までの予定で、その後揚湯試験を令和元年12月中旬まで行う予定です。
源泉井戸に挿入される管
1本5m50cm程で溶接しながらつないでいきます。
掘った穴に管を挿入している様子
落下しないよう慎重に施工していきます。
工程表通りに掘削工事が進み、1回目の物理検層(※4)を行い、電気や温度の各種データを取得して地層図の作成や温泉湧出層の判定をします。 以前と同様な温泉が出るまで、引き続き地下1,400m位までの掘削工事を行います。
ロータリー工法(※2)用の櫓も組み終え、掘削工事を再開します。12月上旬までに地下1,400m位まで掘り進めます。
※2 ロータリー工法とは、トリコンビット(※3)という刃先を回転させて掘っていく工法です。
ロータリー工法の櫓
櫓の高さは28mになります。
トリコンビット(※3)
岩や石を砕くため鋼の棒の先端に付けて刃先を回転させて掘削していきます。
令和元年6月17日にパーカッション工法による掘削工事が地下50mに到達しました。
パーカッション工法(※1)による掘削工事は地下50mに到達しましたので終了します。今後の予定はロータリー工法用の櫓に組み直し、7月20日頃から掘削工事が再開されます。
パーカッション工法(※1)による掘削工事が始まりました。この工法による工事期間は6月20日頃までで、工事は朝9時から夕方4時30分まで行わせていただきます。6月20日頃には地下50mに達する予定で、その後ロータリー工法の掘削工事に切り替わります。
パーカッション工法の櫓
※1 パーカッション工法とは、ビットという鋼の棒を地層に叩き付けて、その衝撃で地層を砕きながら掘っていく工法です。
午前10時より、海津温泉の北側敷地内の源泉井戸掘削地において、施工業者主催による安全祈願祭が開催され、関係者にご参列頂き、工事の無事を祈願いたしました。
安全祈願祭
穿ち初めの儀
午後7時より海津温泉1階和室にて、周辺地域の住民および事業所の皆さまを対象とした工事説明会を開催し、工事を行う時間帯、期間、騒音や安全に対する配慮を充分に行う事を説明して、ご理解とご協力をお願いしました。
入札の結果、源泉井戸掘削工事の請負業者が株式会社エオネックス(石川県金沢市東蚊爪町1丁目19番地4)に決まりました。
健康福祉部 社会福祉課(福祉事務所)
電話番号: 0584-53-1139 ファクス番号: 0584-53-1569