海津市の良好な自然環境を保全するためには、日常生活の中で、使用した水を適正に処理して河川に排水する必要があります。「汚水処理施設整備構想」は、水をきれいにする(浄化)ための「汚水処理施設」を効率的に整備していくため、それぞれの施設が有する特性等を踏まえ、建設費や維持管理費の経済比較を基本とし、策定するものです。
平成26年1月に国土交通省、農林水産省、環境省の3省連名による「持続的な汚水処理システム構築に向けた都道府県構想の見直しについて」の通知を受けて、岐阜県では、各種汚水処理施設の効率的な整備を進め、汚水処理施設未普及地域の早期解消を図るともに、効率的な改築・更新および運営管理手法を構築するため、岐阜県汚水処理施設整備構想(仮称)の策定が進められております。
各種汚水処理施設の整備においては市町村が担う役割が極めて大きいことから、岐阜県汚水処理施設整備構想(仮称)策定にあたり、市町村の状況を考慮した上で統一的な考えで県内市町村が汚水処理施設整備を計画的に進めるための考え方や手法を定めた市町村作業マニュアルが策定され、これに基づき、海津市汚水処理施設整備構想(案)を策定しております。
今後、老朽化した下水道施設の更新改築経費の増嵩、および大規模災害の発生リスクの増大、人口減少等による料金収入の減少等、事業を取り巻く経営環境等、市民への十分な説明を行い、計画の見直しを進めます。
建設水道部 上下水道課
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