食中毒菌を
「付けない(清潔)」
「増やさない(迅速・冷却)」
「やっつける(加熱)」
食中毒は、以前は夏に集中して起きていましたが、最近では1年を通してみられるようになっており、しかもここ3、4年発生件数が急増しています。原因になる食品も生ものだけでなく、さまざまな保存法をとる加工品にも食中毒を起こす可能性があります。
O157などの腸管出血性大腸菌による食中毒は、患者数、件数は減っているものの、集団でかかるよりも、散発的に起きる傾向になっています。
また、「人食いバクテリア症」という、手足の組織が壊死して死亡する病気が近年相次いで報告されています。腸炎ビブリオの仲間であるビブリオ・バルニフィカスという菌によって起こるもので、夏場に生の魚介類を食べた人が感染しています。見た目の「きれいさ」よりも「衛生的」であることが大切です。
そして、家族一人ひとりが、毎日の生活のなかで、食中毒などの感染症から身を守る具体的な方法を知り、実践しましょう。
石けんをつけ、手指の各部分を丁寧にこすり洗い、ねじり洗いしましょう。十分な流水で石けんを洗い流した後、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取りましょう。
健康福祉部 健康課
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